腰痛対象グッズの「テーピング」について知ろう!

コラム 腰痛

コルセットよりも手軽でフレキシブルな「テーピング」についてお伝えします!

腰痛対象グッズ「テーピング」

コルセットは固定用の装着具ですが、もっと手軽でフレキシブルなのがテーピングです。テーピングは固定にも使えるし、傷めた筋肉を補助することで動きやすくすることも可能なのです。正しいテーピングには専門的な知識が必要ですが、主にスポーツ障害向けの整体では、テーピングによる動作補助を施術してくれる整体院もあります。

スパイラルテーピングとキネシオテーピング

ネットで「腰痛 テーピング」というキーワードで検索すると「スパイラルテーピング」と「キネシオテーピング」というワードが多数ヒットしますので、どのように違うのかについて説明していきましょう。

  • スパイラルテーピング:
    スパイラルテープによるテーピングスキルのことを指しています。スパイラルテープとはナイロン製で粘着性が高く、伸縮性は殆どありません。水や汗に強いため長時間の使用時に向いています。ただし粘着力が強いのでかぶれやすい人は要注意。
  • キネシオテーピング:
    布や不織布など柔らかい素材で通気性が良く、伸縮性に富んでいて粘着性はスパイラルテープよりも弱いという特徴があります。水や汗に弱いため長時間の使用には向いていません。

とこのように両者の違いはテープの素材の違いということになります。スポーツの試合途中で怪我をした場合、応急処置的にテーピングをしますが、ねん挫の場合はテーピングで固定して簡易ギプスのように使われるというイメージが強いですよね。しかし、筋肉を痛めた場合には痛めた筋肉の代わりになるようにテーピングを施し、動き全体をサポートさせるという目的でも使われます。トレーナーは目的や場面によってスパイラルテープとキネシオテープとを使い分けています。ちなみにスパイラルテーピングもキネシオテーピングも日本人によって発明、開発された技術です。

スパイラルは背中、キネシオはお腹、これって正しいの?

スパイラルテープとキネシオテープの違いは素材の違いですので、どちらのテープを使っても問題はありませんが、使う部位や目的に相応しいテープを使い分けるというのが整体での常識です。この時「背中にはスパイラルテープを使ってキネシオテープはお腹側に使う」という定説があるようですが、これにもちゃんと理由があります。先ずは背中を反らせたり丸めたりしてみてください。この時お腹の筋肉の伸縮に比べ背中側はそれ程大きく動いてはいませんね。

このようにお腹側の筋肉は柔らかく伸縮性があり、背中側の筋肉は剛性が高いものの大きく伸縮するわけではありません。この違いに応じてキネシオテープは柔らかい素材で伸縮性があるため、稼働域の大きな腹部に使用し、スパイラルテープは丈夫で伸縮性に乏しいので背中側に使うと良いという理屈になります。しかしながらこれが100%正しくて他に正解がないという訳ではありませんので、目的によって使い分けるのがベストということになります。

筋肉には連動性があるからテーピングは効果的

最近のスポーツでは選手がどこかを痛めている訳でもないのにテーピングをして試合に出場する姿を見かけることがあります。これは筋肉の連動する動きをテーピングによってサポートすることで怪我を少なくしたり、より効率的に力が出せるようにするためです。例えば腿を上げる時には腹筋と大臀筋を使いますが、この時お腹と大臀筋にテーピングをすることで筋肉が収縮する方向が一定になりやすくなります。これによって効率的に力が太ももに伝わりエネルギーのロスが減って力が出しやすくなるのです。このようにスポーツ医学の中ではテーピングは非常に重要な位置を占めていますが、腰痛対策としてもその有用性が実証されています。

テーピングのデメリット

手軽で副作用の少ないのでメリットの方が大きそうなテーピングですが、デメリットについてはどうなのでしょう?テーピングのデメリットとしては以下のことが考えられます。

  • 粘着性があるのでかぶれやすい
  • 長期間の連続使用は難しい
  • 汗や水ではがれやすい
  • しょっちゅう取り替えるためコストがかかる

等ですね。スパラルテープは粘着性高く水をはじく素材のため水や汗に強いと言われ一週間ぐらいの装着には耐えられると言いますが、皮脂や汚れが粘着部に付着するので肌が弱い人はかぶれやすいですからやはり長期間の使用は控えた方がよさそうです。また、使い捨ての割にテープ代が割高というのも一般消費者が使うのには負担が大きいでしょう。したがって痛みが強い時にだけ使うというのが最も効率的な用い方といえますね。


著者紹介 シュギjp編集部さん

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