ストレスが眠れない原因に?ストレスと不眠の関係性をしっておこう!

コラム ストレス

ストレスは不眠を生み、不眠はストレスを増長させるという関連性が指摘されています。日本人は先進国の中で最も睡眠時間の短い国民だというデータもあるぐらい、多くの日本人は不眠症と隣り合わせの生活を送っていると考えられています。この章からは具体的にストレスから生じる疾患について説明していくことにしましょう。その第一弾テーマが「不眠」です。

ストレス性疾患:不眠

ストレスが原因となる疾患というのは前述した通り、先天性疾患以外のほぼ全ての病気に当てはまるので、ここではその中でも特に身近なもの、症例数の多いものにフォーカスを当てていきたいと思います。最初は「不眠」です。上記のように最新の調査では世界で一番睡眠時間の短い国が日本であるというデータが報告されています。不眠は私たち日本人にとって深刻な問題でもあるのです。

不眠がもたらす悪影響

人が生きていく上で欠かせない重要な神経に「自律神経」があります。自律神経は更に「交感神経」と「副交感神経」に大別されます。このうち交感神経は日中活動している間に活性化する神経で「行動の神経」などと呼ばれることもあります。一方で副交感神経は夜寝ている間に活性化する神経で、日中の活動中に受けた心身の傷やストレスから回復させる神経で「回復プログラムの神経」とも呼ばれています。

副交感神経は「寝ている間に活性化する」というのがポイントです。つまり夜になっても眠っていなければ回復プログラムは十分に機能せず、ストレスは蓄積したままになってしまいます。これが慢性化するとストレスから来る様々な不具合を生じる事になるのです。その具体例としては、

  • 不定愁訴
  • ホルモンバランスの乱れ
  • うつ状態
  • 易疲労感
  • 集中力の欠如
  • 無気力
  • 頭痛やめまい、ふらつき
  • 食欲不振
  • 便秘
  • 動悸、息切れ、不整脈など
  • 高血圧傾向
  • 発汗

などがあります。不眠がもたらす悪影響はとても深刻なものだということがこの事からも分かりますね。

ストレスを感じると眠れなくなる?

人が夜眠れくなってしまう原因をいくつか挙げてみましょう。

  • 心配事がある
  • 緊張して眠れない
  • 夜間頻尿などがある
  • スマホやテレビゲームなどで夜更かししがちになる

などですね。。。殆どがストレスによってもたらされる状態であることが分かります。このことからも分かる通り、強いストレスを感じている時は交感神経が活性化してしまい夜になっても中々寝付けない状態だったり眠りが浅く、ちょっとした物音や気配でも目が覚めてしまう状態が続いている事になります。

一方でスポーツをしたり、入浴するなど良いストレスを感じると、適度な疲労感が眠気を誘発します。つまり、おなじストレスでも悪いストレスは不眠を招き、良いストレスは快眠をもたらしてくれるのです。

質の良い睡眠を得るために

副交感神経が十分に機能するためには質の良い睡眠を得ることが何よりも重要です。そのためには生活習慣を正して、ルーチンワークを心がけるようにしましょう。ルーチンワークとはおなじリズムで生活することで、例えば決まった時間に起き、食事は三食きちんと摂り、適度な運動習慣を心がけ、おなじ時間に就寝するというリズムを意識するといった具合です。

そして更に副交感神経への切り替えをスムーズにするために夜眠る前には入浴したり軽めのストレッチをするなどのルーチンを導入すると良いでしょう。そしてこのルーチン後には仕事やゲーム、ネットなどの作業を控えるようにします。こうする事で入浴やストレッチなどのルーチンワークが脳に「これから寝る」というサインを送る事になり、副交感神経へのスイッチングがスムーズに行なわれる事になります。

一方で十分な睡眠時間を割いているはずなのに疲れが取れないという場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性が考えられます。この病気では睡眠時に無呼吸状態になることで体は寝ていても脳が酸欠状態を察知して状態回避を試みるため交感神経が活性化するので副交感神経は動作せず、回復プログラムは起動しないことになってしまいます。また睡眠時無呼吸症候群になると日中に突然抵抗出来ない程の激しい眠気に襲われることになり、重大な事件や過失を招く危険性があります。睡眠時無呼吸症候群は耳鼻科で検査する事が可能です。もし家族に激しいいびきを指摘されたり、眠っても疲れが取れないという人は一度耳鼻科を受診すると良いでしょう。

不眠と整体

睡眠前に行なうルーチンとして入浴や軽めのストレッチを紹介しましたが、これらは全てリラクゼーションのために行なうものです。整体も高いリラクゼーション効果が期待出来る手技なので、定期的に受ける事で自律神経の興奮状態を鎮静化させるのに有効です。不眠の予防と改善法としてもとても高い効果が期待出来るので不眠に悩んでいる人はリラクゼーション効果の高いアーユルヴェーダやヨガストレッチ、アロマテラピー整体、按摩、鍼灸などの整体法を試してみてはいかがでしょうか?


著者紹介 シュギjp編集部さん

執筆コラム一覧