腰椎椎間板ヘルニア

コラム 腰痛

日常生活に支障を来すほどの激しい痛みを伴う腰痛として症例数が多いのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。 20代から40代の働き盛りの男性に発症例が多く、ある日突然立ち上がることが出来ないほどの激しい腰痛に襲われます。 発症後は日常生活に支障を来すことも多い厄介な症例であり、患者数が年々増加傾向にあることからもこの病気に対する正しい知識を身につけてしっかりと予防しましょう。

腰椎椎間板ヘルニア

日常生活に支障を来すほどの激しい痛みを伴う腰痛として症例数が多いのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。

20代から40代の働き盛りの男性に発症例が多く、ある日突然立ち上がることが出来ないほどの激しい腰痛に襲われます。

発症後は日常生活に支障を来すことも多い厄介な症例であり、患者数が年々増加傾向にあることからもこの病気に対する正しい知識を身につけてしっかりと予防しましょう。

椎間板ヘルニアとは?

一般的にヘルニアと言えば腰痛を指すように捉えられがちですが、医学的には「ヘルニア」とは組織が本来収まっている場所から飛び出してしまっている状態のことを意味する言葉です。

したがって「脱腸」も「鼠径(そけい)ヘルニア」が正式な病名になるので、必ずしも腰痛=ヘルニアとは限らないということを覚えておいてください。

また「椎間板ヘルニア」の場合、関節内にあってクッションの役割を果たしている椎間板という組織から内部に収まっていなければならない神経が飛び出してしまっている状態を意味しています。

つまりヘルニアで腰痛を起こしている状態は「腰椎椎間板ヘルニア」と呼ぶのが正しい表現であり、脊髄(背骨)は脊椎(首)、胸椎(肋骨の中心部)、腰椎(腰)に分かれているので、腰椎の椎間板に発生したヘルニアという意味になります。

腰椎椎間板ヘルニアの原因

腰椎椎間板ヘルニアの発症原因には主に次の3つが挙げられます。

  1. 環境的要因:姿勢の悪さや運動不足、同じ姿勢を長時間維持することで起こります。腰椎椎間板ヘルニアが20代から40代の男性に多いのはこの環境的要因によるものが最も多いとされています。
  2. 加齢:高齢になると筋肉量が落ち、正しい姿勢を維持することが難しくなり、発症リスクが上がります。
  3. 遺伝的要因:生まれつきの体質や脊髄の異常によって起こる場合が該当します。

腰椎椎間板ヘルニアの対処法

椎間板ヘルニアは椎間板から神経が飛び出してしまっていることで強い痛みを覚える病気ですので、基本的には整形外科を受診するのが第一選択視になります。

症状が酷い場合には手術の適用となるケースもあります。

一般的に整体で飛び出した神経をもとに戻すのは困難ですが、症状が軽微な場合にはストレッチや柔道整復などで正しい姿勢を取り戻せば回復が見込めます。

腰椎椎間板ヘルニアは腰痛の中でも発症頻度の高い症例ですから、「腰が痛い」と感じたら先ずは整形外科を受診して、レントゲンによる画像診断を受けることが重要です。

腰椎椎間板ヘルニアと整体

椎間板ヘルニアは症状が悪化すると外科手術をして飛び出した神経とすり減った椎間板を取り除くしか今の医学では治療の方法がありません。

手術は腰背部を切開して行なうものと顕微鏡下で行なうものとがあります。

したがって症状が悪化しないうちに早期治療を行なうことがとても重要な対策となります。

ただし、症状が軽い状態なら整形外科の保存療法と整体を組み合わせることで、効果的に症状を軽減させることは可能です。

というのも整形外科の保存療法は主に神経ブロックと非ステロイド系の痛み止めの処方による対症療法が中心となるからで、悪い姿勢を矯正したりする治療はあまり行なわれないからです。

整体なら柔道整復やストレッチで姿勢を矯正させることが可能ですので、椎間板ヘルニアの進行を予防するのに効果が期待出来ます。

また病変部周囲に起こる筋肉痛を緩和させるには指圧や鍼灸、マッサージなども高い効果が期待出来ます。

ただし、整体で痛みが一時的に軽快しても、椎間板ヘルニアは再発率が高い病気なので、定期的に整形外科を受診して病状の進行具合をレントゲンで確認することを心がけるようにしましょう。


著者紹介 シュギjp編集部さん

執筆コラム一覧