大人がかかると大変!?夏の流行「手足口病」にご注意を!

コラム 季節の病気

夏に起こるアブない病気のひとつに、手足口病があります。コワそうな名前ではないから大丈夫~なんて考えているあなた!手足口病は、子どもだけでなく大人もかかりうる恐い病気です。手足口病について知り、きちんと予防できる環境を整えましょう!

手足口病の症状とは?

手足口病は、手のひらや足の裏、口の中など、比較的柔らかい部位に発疹や水疱が出る症状のことを言います。発疹や水疱は、5日前後の潜伏期間を経た後、37度程度の高熱と共に現れ、症状は2~3日経たないと落ち着きません夏場に発症のピークをむかえ、発疹と同時に寒気や頭痛を伴うことも多く、はじめは夏風邪と間違える人も少なくありません。
手足口病の9割以上は5歳以下のお子様が発症しますが、大人が発症すると重篤化する危険性があります。さきほど熱が出る場合は37度程度とお話ししましたが、これは子供の場合。大人の場合は、なんと3人に1人が40度を超える高熱に見舞われるのです。
では、手足口病は何が原因なのでしょうか。

手足口病の原因を知って、きちんと予防しよう!

手足口病の原因は、エンテロウイルス71型やコクサッキーウイルスA群などへの感染です。主な感染経路は、くしゃみや咳からの飛沫感染、感染源やウイルスのついた物への接触感染です。また、赤ちゃんが手足口病に感染していた場合、その子のおむつをとりかえている際に手に便が付着してしまうことでも感染します。
このように、ウイルスへの感染経路は飛沫感染や接触感染、糞口感染であることが分かりました。原因と感染経路が把握できていれば、しっかりと予防をすることができますね。予防法は、インフルエンザ予防と同じです。飛沫感染や接触感染を防ぐため、マスクを着用したり、こまめに手を洗うこと、そして、おむつを交換する場合は細心の注意を払うことです!

もし、手足口病に感染してしまったら…?

どんなに予防していても、感染してしまった場合は、とにかく安静にしていることです。手足口病の原因菌を除去する薬は存在しないため、感染したら対処療法を行うしかありません。熱があれば解熱剤、炎症を起こしていれば抗炎症剤といった感じです。
発症中に陥りやすいのは、長時間の発汗による脱水症状、食欲減衰による栄養不足です。食欲がない時は無理に普段通りのご飯を食べさせるのではなく、冷たいゼリーやアイス、柔らかいおかゆなど、美味しくて食べやすいものにしましょう。また、口内炎がひどい場合は刺激に敏感になっているため飲み物は柑橘系のジュースや塩気の多いものは避け、イオン水などを飲みましょう。

著者紹介 シュギjp編集部さん

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