筋肉痛・腰椎症について知ろう!

コラム 腰痛

スポーツ障害や慢性的な運動不足で筋肉量が低下していると起こしやすい腰痛で、文字通り腰部の筋肉が障害をおこすことで起こる腰痛になります。

別名「筋性腰痛」とも呼ばれ、腰痛の中では発症頻度の高い症状になります。

スポーツ障害や慢性的な運動不足で筋肉量が低下していると起こしやすい腰痛で、文字通り腰部の筋肉が障害をおこすことで起こる腰痛になります。

「腰部ねん挫」も筋性腰痛の一種で、何らかの原因によって腰椎がねん挫すると周囲の筋肉が炎症を起こし強い痛みが起こります。

また筋性腰痛はぎっくり腰の一種にも数えられています。

筋性腰痛の原因

筋性腰痛には慢性的な疲労が蓄積して起こるものと、急激に強い衝撃が腰部に加わることで発症するものとがあります。

特に激しい運動をしたり、強くひねったりしなくても、同じ姿勢を長時間維持しなければならない仕事や慢性的な運動不足で筋肉量が低下している、若しくは生活習慣病などで血流量が低下している場合に腰部に「ズン」とくる鈍痛やコリ、ハリを覚えるのが慢性的な筋性腰痛になります。

これに対して激しい運動や交通事故などで腰部に激しい衝撃が加わって、筋肉が炎症を起こし強い痛みを発生するのが急性筋性腰痛と呼ばれるもので、腰部ねん挫や打撲、急性腰痛、ぎっくり腰などが含まれます。


筋性腰痛の対処法

慢性筋性腰痛の場合

血流量の低下による症状なので、冷湿布などで冷やすのは逆効果になります。適度な運動や軽いストレッチなどで血流量を上げることが重要となります。また、腰部の血流量の低下は生活習慣の中でも特に姿勢が悪いと起こりがちなので、正しい姿勢を維持することも慢性筋性腰痛の対処法としては有効です。

急性筋性腰痛の場合

炎症を起こしている場合には痛み止めと冷湿布の処方で炎症を抑えることが有効な対処法になります。急性筋性腰痛は慢性筋性腰痛によって疲労物質が腰部周辺に溜まり、限界許容を超えた場合にちょとした物理的なストレスが加わることでも起こりえます。この場合は急性筋性腰痛による炎症反応を投薬によって沈静化させた後に慢性筋性腰痛に効果的な運動療法や食事療法を行なうことで対処します。

腰椎症の原因

腰椎症は第四、第五腰椎に起こることが最も多く、慢性的な腰椎症は筋性腰痛とほぼ同様の原因で起こりえる症状です。筋性腰痛との違いは筋肉に症状が起これば筋性となり腰椎(骨)に病巣があれば腰椎症として区別されます。

腰椎症の対処法

腰椎症と筋性腰痛とは非常に関連性が深いので、腰椎症の対処法は筋性腰痛への対処法とほぼ同様になります。

ただし、画像診断上腰椎に深刻な障害や病変が認められる場合(骨折や脱臼、若しくは椎間板ヘルニアやガンが認められた場合など)には外科手術が施される場合もあります。

また、慢性的な腰椎症ではコルセットや矯正用の下着などで腰椎の位置を正常な状態に維持するのをサポートすることで症状が緩和される場合もあります。

筋性腰痛や腰椎症と整体

筋性腰痛や腰椎症で整体を受ける場合には「急性」か「慢性」かによって変わってきます。

急性の場合、腰椎に骨折や脱臼などの症状が無いかどうかを見極めるためにレントゲンによる画像診断が必須となりますので、整形外科もしくは接骨院での治療を受けることになります。一方で慢性の場合はマッサージや指圧、鍼灸など一般的な整体が効果的でしょう。

整形外科では急性期に必要な投薬や画像診断、徒手整復や場合によっては外科的な処置を受けた後、症状が緩解して慢性期になると、主に投薬による保存的な治療による経過観察が主になるので、整体と併用することで更に高い効果が期待できます。

逆に急性期に誤った判断で整体を受けた場合、却って症状が悪化してしまう危険性もありますので、急な腰痛の場合先ずは整形外科を受けるようにしましょう。


著者紹介 シュギjp編集部さん

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